by ひろ
栃木県芳賀町祖母井の東、高台に上がる手前に姥が池は有ります。
この周辺には縄文時代からの遺跡が密集していて、この姥が池もその1部です。
貴重な水源として・産土の地として守られて来たのでしょう。
姥が池入口付近
池に木が茂りお社が有るいかにもの雰囲気が有ります。
姥が池が祖母井の地名の元であるといわれてます。
勝道上人と姥之像
勝道上人の姥(乳母?)がこの辺りに住んでいたという話みたいです。
また、現祖母井神社が遷宮する前の下宮があった場所ということで、
下宮姥ヶ井霊地の碑
こちらは姥ヶ井って表記なんですね。
他にも下宮として木花咲耶姫命の祀っていたそうで、
御神木の株
御神木の株が残ってます。
そして姥が池は、8つの島が浮かび朝夕には水蒸気がたっていたそうで、歌枕の「室の八島」の様な状態だったみたいですね。
また島には小社が祀られていたそうです。
現在、島の上に祭られているの1つしか無いですが、社の台座の様な石が残っているので祀られていたのは確かなんでしょね。
社の基部とおもわれる石
色々考えるところは有るのですが、抜きにして池を見ると、
姥が池奥から入口付近
池の辺には季節の花が
湧き水が湧いてます。
綺麗ですホント怖いくらいに(^^;
湧き水湧いてますし池は澄み切ってます。
色々判らない事は有るのですが、ここに流れる空気は聖地って感じでした。
都会の暑さを忘れますね
町のど真ん中に有る訳では無いので周りと馴染んでますが、中に入ると違う世界でしたね。