台新田展望台からの眺め

by ひろ

栃木県高根沢町東側の高台に台新田展望台があり、前から気になっていました。まず、なぜここに展望台があるのかな?という事なんですが、このあたりは古道の辰街道が通っていた所で、周辺に点在している古墳・神社・仏閣等を見に来た人たちに見てもらうため作られたのではないかと思います。

肝心の眺めは、西側を中心に約180°の光景を見ることができます。高根沢の田園地帯が広がり、奥には、宇都宮西部の山、更に奥には日光連山や高原山が見えます。条件が良ければ南西に富士山も見えそうですね。ただこの展望台、安全を優先した為か柵が高いので柵の隙間から風景を見る感じになるのが残念です。身長180cm以上有れば大丈夫かもしれませんけどね(^^;

台新田展望台の写真
台新田展望台下から。
少し階段を上って行くと展望台に到着します。しっかりしていて、上るのに不安は感じません。
下の看板には「ここは名勝地」と書いてあります。

台新田展望台からの眺めの写真
台新田展望台からの眺め。
北西に宇都宮付近の低山と奥に日光の山が見えます。

飛山城史跡公園の紫陽花2014

by ひろ

栃木県宇都宮市の東部・鬼怒川左岸の段丘に飛山城史跡公園は有ります。国指定史跡の飛山城趾であり、古代の竪穴建物や平安時代の烽家等の遺跡が残り、建物等が復元されています。公園内南側に有る多目的広場に紫陽花が咲いています。多目的広場は、以前の記事、第9回きよはら飛山まつりの時に烽火を上げた場所ですね。紫陽花を売りにしている所に比べると大規模では無いですが、よく見ると多種の紫陽花が咲いています。

紫陽花の花といえば、いかにも花弁に見える場所が萼(装飾花)なのはよく知られている事ですが、萼が色づくのが綺麗で花が咲いているかは二の次になってたりする事が有りますよね。時期が早いと萼が色づいていても花が咲いてないという状態だったりします。普通の紫陽花とが日本自生のガクアジサイから変化したものだったり・土の酸度によって花の色が変わると言われていたりと、昔から身近な花なのに不思議な花ですね。

青いガクアジサイの写真
青いガクアジサイ。
このガクアジサイは内側の粒々が花で、殆ど咲いてない状態ですね。

色の付始めた頃の紫陽花の写真
色の付始めた頃の紫陽花。
この紫陽花は、萼全体に色が回らないタイプです。いかにも花みたいな萼ですね。

赤いガクアジサイの写真
赤いガクアジサイ。
他より早いていた赤いガクアジサイ。こちらは花盛りです。


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