写真を撮ると

写真を撮るは、写真撮影にについての話をメインに書いていきます。

その瞬間

by ひろ

写真撮るという事はその瞬間を切り取る事で、これは動画でない以上どうあがいても覆らない事ですが醍醐味でもあります。なので、鳥や車両等動くものを撮る事に夢中になったりします。とはいえ最近のカメラは性能が良いので、シャッタースピード上げて、デジタルカメラならISO感度も上げれば多少絞りを絞っていても止まって見えるように撮る事が出来ます。後は、タイミングと撮りたい被写体をファインダー内にずっと収める事が出来るかが腕の見せ所というとこですかね。とはいえ、慣れるまではそう簡単な事では無いですけどね。

風景撮影は一見静止画ですが、花や草・木が風に揺れてますのでシャッタースピードが遅過ぎるとそうでなくても解像度勝負なのにモヤモヤした写りになってしまいます。結局こちらもシャッタースピードをある程度上げる事になります。

上記の様に技術的に解決出来る瞬間はなんとかなるのですが、1番瞬間撮るといえるのは撮りたいと思った瞬間で、その瞬間を撮る事でしょうね。その中でも、自然が作り出す瞬間はとってもヤキモキさせられますね。今の光の当たり方が良かったと思って撮ろうとしたら雲が掛かって今度光が当たるのはどれ位先か雲睨んだりする事や、いい感じにファインダーに収めた花とかが風に吹かれたりする事はは良く有る事で、虹や斜光等の自然に翻弄されているかの様ですね。

でも、そんな瞬間を撮れたら本望というものですよね。その瞬間に居合わせてカメラを向けた人しか撮れないのですから。

鋸山から館山方面
こんな光景に毎度出会えるなら苦労は無いのですが(^^;

逆手に撮る

by ひろ

前回のレンズ話、高いの買った方がいいという身も蓋の無い部分が有ってそれで投げっぱなしというのも無責任なので、ちょっと違う視点で見てみましょう。

世の中には棒にも箸にも掛からないというか、中途半端なレンズは確かに有りますが、逆に収差を利用してソフトレンズやトイレンズを作られている場合も有ります。じゃキットレンズの標準ズームレンズとか高倍率ズームレンズは使い物にならないのか?というと使い方次第と思うのですよね。例えば上下方向に樽収差(上下に膨らんで見える。人は撮っちゃだめですが。)がある広角側なら風景を撮れば広さが強調されて見えますし、望遠系のズームレンズなんだけどモヤッているレンズは最短距離付近で花撮ったらちょっとソフト気味な写真を撮れたりします。こんな感じでそれぞれの弱点を武器にする事が出来るのです。でもまあ、その効果を狙って買うものでは無いですけどね(^^;

高いレンズが買えない時や古いレンズ使う時、それぞれのレンズの特徴を知って生かす道を探せば思ったより良い写真が撮れますよ。

夕焼けと雲の写真
見て感動出来れば、スペックなんて関係なし!